外蓋と内蓋を一体化した事によって、マンホール枠(集塵機に設置)からの脱着作業が容易になります。最大6ヶ所の固定金具を取り外し、外蓋吊金具から吊上げる事により内蓋と同時にマンホール枠から取り外すことが出来ます。
一体化された外蓋と内蓋の間に保温材を施しています。 従来品は保温材全面を高価なガラスクロスで覆うことにより保温性を保っておりましたが、本製品では外周のみのガラスクロス被覆で従来品と変わらぬ保温性を実現しています。 |
特殊工法により、内蓋の長手方向に対し数mmのキャンバーを施しています。 内蓋と一体化された外蓋をマンホール枠に取り付けることによってばね荷重が発生します。 このばね荷重が内蓋に作用し、キャンバーを強制的に水平修正させることで集塵機本体内部が密閉状態となり気密性が保持されます。 又、キャンバーの弾性とばねの弾性を併用することで内蓋全体に柔軟性が生じ、より効果的にパッキン全体を均一、且つ確実にシールさせることが可能なため、従来品以上の気密効果が得られます。 |
使用するばねの材質はシリコンクロム鋼オイルテンパー線SWOSC-V(JIS G3566)を採用しています。 (使用ばね荷重:最大荷重の約45%) |
取付/取外用吊金具(4点吊)は上蓋の歩行床面より下側(外蓋側面)に取り付けているため、床面に突起物が無く、歩行時の安全性が確保されます。
又、この床面は鋼板をプレス加工にて縞模様を施すことにより通常の縞鋼板と同一の目的を与えています。
本製品は主に以下の要因により大幅な製作コストダウンを実現しました。